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佐藤 和弘
Aug 2, 2019
たった一言の概念で簡単に現実世界を表現するということ
想像することを放棄し、エピソードを無視し、たった一言の概念で簡単に現実世界を表現することが、いかに当時を生きた人たちに対して失礼な行為か。 このことを痛感していれば、軽々しく概念など使えなくなる。
佐藤 和弘
Aug 1, 2019
具体化できない抽象化の末路
抽象化(概念化)は好きなだけやればいい。 それ以上に具体化できるのであれば。 具体化できない抽象化は、現実逃避の魅惑の世界に足を踏み入れることになる。
佐藤 和弘
Aug 1, 2019
エピソードを無視したエビデンスでは物事を理解したとは言えない
人はなぜビッグワード(概念)を使いたがるのか。 それは、現実に向き合わずに済むので楽だから。 現実は概念で語れるほど簡単ではない。 当時の人々のエピソードを無視したエビデンスでは、物事を理解したとは言えない。
佐藤 和弘
Jul 31, 2019
ノンテクニカルなスキルと言うならば
「ノンテク?2W1Hですよね!問題、原因、対策で考えるんですよね!」これは知識であってスキルではない。 ノンテクニカルなスキルと言うならば、「ではその知識を使って実際に問題解決して見せてください!」の振りに応えられるか。
佐藤 和弘
Jul 31, 2019
集団で個人学習している研修は組織学習ではない
医療教育は組織学習が最小単位。 この意味合いを理解しなければ、単にスタッフを集め、集団で個人学習している研修を組織学習と呼び、勘違いし続けてしまう。
佐藤 和弘
Jul 30, 2019
練習は基本的に辛いもの
よく研修では楽しさを求めるが、スポーツと同じで、練習は基本的に辛いもの。 だから、楽しいだけでは練習していない証拠。 アンケートを取りたいなら「辛かったですか?」の項目を入れる。本当に楽しいのは試合に勝った(現場で貢献した)時。
佐藤 和弘
Jul 29, 2019
物事の本質は「螺旋状の階段を一往復する」ことで理解できる
医療はトップダウンの戦略もボトムアップの実行も不全。だからまずは「トップダウンが大事だ!」となる。 だが、いくら綺麗な絵を描いても、実行できなければ絵に描いた餅で終わるから、今度は「ボトムアップが大事だ!」となる。 けれど、いくら現場スタッフが美味しい餅のつき方を頑張って学...
佐藤 和弘
Jul 28, 2019
フレームワークは「道具」であって「力」ではない
考える道具としてフレームワークを使うのに、フレームワークを使うと思考停止するという、本末転倒。道具は人間の能力を退化させる。 フレームワークは「道具」であって「力」ではない。 それを使って考えた「つもり」にならない。
佐藤 和弘
Jul 27, 2019
権力で無理やり人を動かそうとするのは、人間力や専門力の自信のなさの表れ
権力で無理やり人を動かそうとするのは、人間力や専門力の自信のなさの表れ。 本当に人間力があれば人として信頼され、本当に専門力があれば職人として信頼されるから、人は動いてくれる。
佐藤 和弘
Jul 26, 2019
ムラの外に評判を求める弊害
人は、ムラの中での評判が悪いと、ムラの外に評判を求める。 しかし、その行動によってさらにムラの中での評判が悪くなり、やがてムラ人と埋められない溝ができてしまう。
佐藤 和弘
Jul 26, 2019
ムラの外での評判とムラの中での評判の乖離
ムラの外での評判とムラの中での評判が乖離しているとき、どちらを大事にすべきかは、「自分はどこで生活しているのか?」に立ち返ればすぐにわかる。
佐藤 和弘
Jul 24, 2019
「ありがたい」話は「有り難い」話
ムラの外で聞く「ありがたい」話は、ムラの中では「有り難い」話。ありがたい話を聞いた時の、知的好奇心を満たされる心地よさに酔わない。
佐藤 和弘
Jul 22, 2019
医療現場で一般用語を用いる重要性
「実は、医療はヨコ文字大好き業界ですよね」 同じ医療業界の住民として、このようなことを伝える。ヨコ文字に限らず、医療は難しい言葉が実にたくさんあるが、高度な専門性が求められるのだから、高度な専門用語を使わなければならないという思い込みが、そのような誤解を招くのだろう。...
佐藤 和弘
Jul 21, 2019
2W1Hクイズの答え
【問題】の捉え方: 本当に解決したいことは何かを考える。それを具体的にする意見は【問題】に関する論点。 【原因】の捉え方: その【問題】がなぜ起こったのかを考える。そのなかで、「○○だから」と表現される意見は【原因】に関する論点。 【対策】の捉え方:...
佐藤 和弘
Jul 21, 2019
ビジョンの実現は最後は「個」の勝負
人が組織で医療を提供し続ける以上、そこに「誰もが正しいと思うことができない」「誰もが間違っていると思うことをやらざるを得ない」といった、誰も望まない不合理な結果を導いてしまう空気が存在し続ける。だから、いくら医療者一人ひとりが学習と成長に努力しても意味がない。それどころか、...
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