全国の医療介護施設における問題解決シート枚数の絶対王者は、この一年で7,800枚超という圧巻の結果。
そして、前回からの問題設定型の問題解決も、各部署最寄駅へと確実に近づいているなか、全ての医療介護施設がこれから本格的に向き合わざるを得ない「業務改善」の問題解決へと、これから前進していく。
現場の生産性を高めるためには、極論3つの方法しかない。
①人を増やす ②能力を高める ③業務を改善する
ただ、残念ながら労働人口が減少するなかでは人を増やすのは難しいし、人の能力を高めるにも限界があるから、それらの問題解決をしながらも、結局は業務改善をしていくしかない。業務とは行動のための仕組みである。自分たちの行動を変えなければ【あるべき姿】を実現できないが、業務を変えなければ行動は変わらない。つまり、業務改善の本当の意味は、「行動改善」に等しい。
その業務改善も、本来はテクノロジーによる「自動化」が本質的な解であるが、まずは人力による「仕組み化」に取り組まざるを得ない。千里の道も一歩からである。
そして、よくある業務改善の取り組みが頓挫する理由も、ノンテクを学んでいればわかるはず。ノンテクという翻訳装置が組織になければ、業務改善は単なるスローガンで終わる。
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