75年前の有事から学ぶべき重要な教訓は、「問題を先送りすれば、その痛みは終局に集中する」ということ。
日本人死者は、310万人(軍人・軍属が230万人、民間人が80万人)に達し、その9割が1944年以降の戦争末期に集中して亡くなったと推算されており、東京大空襲、沖縄戦、広島や長崎への原子爆弾投下は、いずれも1945年に起こっている。
有事は始めないこと。終えることを考えて始めること。始めたら終えるために尽くすこと。
サンクコスト(犠牲者への負債)がサンクコストを生む悲劇の連鎖を止めることの大切さを、声なき声が教えてくれる。
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