意思決定とは、いかに正しい選択肢の中から正しく選ぶかである。これは、問題解決の六大大陸で整理するとよくわかる。
選択肢は【対策】案に当たるが、その【対策】案自体が正しいのかどうか、そしてどの【対策】を選ぶのが正しいのかどうかは、本当の【問題】は何かが明らかになっていなければ、わかるはずがない。
【現状】における表面的な現象、しかもその一部だけを見て、さらに【あるべき姿】も描かずに、単に目についた【問題】らしきものに対して、それを健全に疑いもせず、しかも【原因】もろくに洗い出さずに、適当に【対策】を挙げて終わり。そもそも、【目的】も押さえない。
それで問題解決を考えたつもりになって「何も変わらない」と嘆いても、「そりゃそうでしょ」と言わざるを得ない。それは、残念ながら(本当の)【問題】を先送りしていることであり、現状満足していることに等しい。
この厳しい現実に向き合わなければならない。
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