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Writer's picture佐藤 和弘

組織変革のための本質的な問題解決を行っていく際、【現状】認識として常に押さえておくこと

未来を予測する努力は大切だが、結局、未来は誰にもわからない。コロンブスの卵のように、事後には常識だと思うことであっても、事前には不確実なものであるのが、現実の世界である。


だからこそ大事なことは、問題解決の六大大陸の【現状】の大陸を踏破するとはどういうことかを考えられているかを健全に疑い、軽視しないこと。未来(【あるべき姿】)はわからないと言ったが、では【現状】は本当にわかっているのか。現在起こっている出来事を正しく理解できていないのに、未来に起こる出来事を正しく理解できるはずがない。


組織変革のための本質的な問題解決を行っていく際、【現状】認識として常に押さえておくべきは、PESTの【現状】である。外部環境(マクロ環境)の【現状】を前提に、内部環境(法人組織)の【現状】を把握していかなければ、「浦島太郎現象」から目を覚ますことはできない。

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